株式会社テクノエーピー
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株式会社テクノエーピー 放射線・放射能測定装置 設計・開発・販売
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 設定例
    機器別に検出器やエネルギー分解能重視、高計数重視など、用途に応じた設定例をご紹介しております。


DSP

【X線用】
APV(U)8002X
APV(U)8004X


【γ線用】
APV(U)8002
APV(U)8004
APV(U)8008
APV8016


Digital Signal Processor

【X線用】

【対象機種】APU(V)8002X, APU(V)8004X, APU(V)8008X, APU(V)8016X, APU(N)502X, APU(N)504X, APU(N)101X


【機器構成例1】

7素子SDD検出器とAPN504X 2台の構成例



7素子SDD(Cubeタイプ)検出器とAPN504X 2台の
エネルギー分解能重視(slow rise time 800ns)設定例
(放射光施設でのCu-Kαスペクトル, 34kcps強)
 

7素子SDD(Cubeタイプ)検出器とAPN504X 2台の
高計数重視(slow rise time 50ns)計測例
(放射光施設でのCu-Kαスペクトル, 100kcps強)
【設定のポイント】
  • 通常弊社SDDの場合「slow flattop time」は「100」nsに設定します。 しかしCubeタイプのSDD場合は「slow flattop time」を「220」から「300」nsに設定するとエネルギー分解能が向上します。
  • 計数率重視の場合は「slow rise time」を短く「50」と設定します。


【機器構成例2】

Ge半導体アレイ検出器とAPV8004X5台の構成例



Ge半導体アレイ検出器とAPV8004#4の設定例
【設定のポイント】
  • 「analog coarse gain」を「x20」と大き目に設定しているので、「MONI」端子からの「preamp」を見て+1V超えないように注意します。
  • 「slow rise time」は「150」と「slow flattop time」は「100」と短く設定することで高計数計測向けの設定となっています。



【γ線用】

【対象機種】APU(V)8002, APU(V)8004, APU(V)8008, APU(V)8016, APU(N)502, APU(N)504, APU(N)101


【機器構成例】



Ge半導体検出器とAPU8004の構成例


Ge半導体検出器とAPU101の構成例

【エネルギー分解能重視】



Ge半導体検出器とAPV8002のエネルギー分解能重視の設定例

【設定のポイント】
  • DSP内部に取り込んだプリアンプ出力信号のゲインが適切であること。「MONI」出力端子とオシロスコープをケーブルで接続して、付属アプリのDAC typeを「preamp」と設定し、その信号が上限1Vの範囲内でノイズの影響が最小限であること。またポールゼロ調整が適切に行われていること。
  • 「MONI」端子からの「preamp」をオシロスコープで見て+1V超えないように注意します。 この時は60Coの1.33MeVの「preamp」出力の波高値が700mVくらいになるように「analog coarse gain」とフロンパネル「F.G」ボリュームを設定しました。
  • 「analog trigger threshold」が適切であること。計測を開始して「input total rate」の値を見ながらノイズレベルとの境目を見つけます。ノイズレベルの場合、極端に値が大きくなります。徐々に設定値を上げるとノイズがかからなくなります。ノイズレベルでの設定より少しだけ加算した設定値にします。
  • 「slow trigger threshold」が適切であること。計測を開始して「input total rate」がノイズの影響を受けて極端に高計数になっていないことを確認します。今度は「throughput rate」の値を見ながらノイズレベルとの境目を見つけます。ノイズレベルの場合、極端に値が大きくなります。徐々に設定値を上げるとノイズがかからなくなります。ノイズレベルでの設定より少しだけ加算した設定値にします。
  • 「slow rise time」は「6000」nsとしました。スペクトロスコピーアンプでのシェイピングタイム3μsと同等の設定です。
  • 「slow flattop time」は「700」と設定しました。 使用した検出の場合、さらに短く設定しようとすると弾道欠損の影響を受け始め、スペクトルが膨らんだり、割れたりします。
  • Ge半導体検出器などプリアンプ出力波形の立ち上がりにばらつきがある場合は、「slow flattop time」の値を、最も遅いと思われる立ち上がり時間の2倍の値を目安に設定します。
  • DSP内部で波形整形(フィルタ処理)した信号が適切であること。「MONI」出力端子とオシロスコープをケーブルで接続して、付属アプリのDAC typeを「slow」と設定し、その信号が上限1Vの範囲内でポールゼロ調整が適切に行われていること。

【高計数重視】



Ge半導体検出器とAPV8002の高計数重視の設定例

【設定のポイント】
  • 基本的には前述の「エネルギー分解能重視」の設定をしつつ、下記の点を変更します。
  • 「analog coarse gain」とフロンパネル「F.G」ボリュームを低めに設定しました。
  • 「slow rise time」は「500」nsとしました。スペクトロスコピーアンプでのシェイピングタイム0.25μsと同等の設定です。
  • 「slow flattop time」は「700」のままとしました。
  • 「fast trigger threshold」、「slow trigger threshold」、「LLD」はノイズにかからないようにしつつ、できるだけ低めに設定します。
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Copyright 2014 TechnoAP. Last Update 2017/09/22
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